介護者が尿漏れを知った日は長い1日になる

高齢の親が始めておもらしした時は、親にも子にも、相当なショックがあります。まずは親自身がショックで、すぐには子供に言えない場合があります。

 

そういうケースでは、尿を漏らした場合、最初は自分でなんとかして始末します。ショックで子供にも言えませんが、その後、不安なまま、何度か尿もれを体験し、自分のショックが和らいだころに子供に言うことになります

 

おもらしのことを言われたら、子供もとてもショックです。「ついに来たか。」というショックと、「どうしたらいいのだろう。」という未知の世界への不安が広がります。

 

その時、言われた子供がショックな顔したり、嫌そうな顔をすると、親は大変傷つきます。だから、言われた子供は、平気な顔をして答えなければなりません。できれば前もってそういう事態を想定しておくほうが良いでしょう。

 

「皆そんなものよ。」「自然な現象だからね。」「高齢で元気で長生きしている証拠だからね。」というような、高齢者が安心できる言葉をかけてあげれば、そのあとの対応もしやすくなります。

 

そして、まずしなければならないことは、紙おむつを買うことです。お店に行けば買えると思うのですが、実際に行って見ると、決めるのが難しいのです。お店の棚にずらりと様々な種類の紙おむつが並んでいます。

 

まず最初に分からないのは、紙オムツといっても、紙パンツやパッドやおむつカバーなどがいろいろあって、混乱します。

 

さらには、サイズや1回の吸収量や、何回吸収できるかなどの、機能性についての違いで商品が分かれています。メーカー名や値段も合わせて考えるとなると、通路の両側に山のようたくさんに並んだ紙おむつを前に、呆然としたり悩んだりして、最初の紙おむつを購入するのに、はかなり時間と手間がかかります。店員さんの説明を受けたり、同じコーナーで購入中の主婦などに、教えてもらったりしながら、最後は、「とにかく試してみよう。」という精神で、量が多くない包みを購入することなります。

 

帰宅後も、親と一緒に、体に取り付ける練習が必要です。サイズ、付け心地を確かめて、問題なければやっと一息つけるという大仕事となります。

 

こうして介護者が尿漏れを知った日は、長い長い1日となります。

 

>> 介護職員実務者研修について図解で詳しく解説しています。 <<

 

実務者研修の学費は最大で8万4千円もの開きが・・・・(最安値はなんと2万円台~)

 

スクールごとに費用がかなり違うって知っていましたか?それも最大で84,000円ほどの開きが・・・・

 

もちろん値段だけではないと思いますが、費用って大事ですよね。そこで便利なのが一括資料請求です。
年間10万人の方が利用。 それもわずか1分ほどで申込み完了しちゃいます。
もちろん無料

 

今すぐ一括資料請求をしたいい方はこちら。

 

スクール一覧

 

資料請求して気に入ったスクールがあったら見学は絶対に忘れないでくださいね♪

 

 

関連ページ

介護の苦労を軽減するためにあると便利な物
要介護者のレベルにもよりますが、足腰が弱くなって自分でお風呂に入ったり、トイレにいけない状態となると、介護者も1人では対応しきれないでしょう
私が感じた介護の苦労
老人介護関連の仕事に長く携わっていたので、介護関係の知識や技術を持っていたということもあり、自分の親の介護問題に関しても、当然自分が自宅で行うことができるものだと考えていました。
足腰の悪い人の介護のコツについて
数カ月前に母が急に歩行困難になって、杖をつかないと歩けなくなりました。
介護資格取得のための研修
介護の資格を取得するためには座学での基礎的な高齢者心理などの勉強も必要なのですが
いつか環境の良い施設があった時にと考えて資格を取得しようと思っていたのですが
キャリアアップを目指して、取得した実務者研修
以前、ホームヘルパー2級の資格を取得し、ずっと、介護福祉施設でパートで働いていました。
実務者研修の資格を取得した体験談
なぜ実務者研修の資格を取得したかと申し上げますと、自身が勤めていた会社が不振となりいつ倒産してもおかしくないと思ったためです。
介護の世界で仕事をしていくために、実務者研修の資格を取得する
私は特に誇れるような特技も、就職に有利になるような資格もなく、土壇場でホームヘルパー二級の資格を取って何とか就職にこぎつけた人間です。
介護の仕事を考えた時に・・・。
子育ても一段落し、何かパートで働きたいと思った私。しかし、何の資格もない私は、何か資格を取得して、長く働き続ける事のできる職場を探したいと思うようになったのです。
介護の仕事を続けていくにあたり、もう一つステップアップしたいと思って取った実務者研修
ホームヘルパー2級の資格を何年も前に取得して以来、自己流のやり方で、介護の仕事を進めていたような気がしていた私
介護の資格を取った経験について
介護資格を取ろうと思ったのは大学時代のことでした。私は就職が決まったあとに働く会社は介護の部門があることを知っていたのでその時にど
最終目標が介護福祉士
何の資格もなく介護施設でパートとして働き始めて3年がたった頃、専門的な学校を卒後し、専門的な知識を持った若い子たちの事がうらやましく思うようになってきたのです。
ケアマネージャーと対決
父が要介護者となってからおつきあいが始まったのがケアマネージャーという職種の方です。当方の場合には、脳梗塞が原因で要介護となったため
高校のボランティアに参加しました
以前私は高校のボランティアに参加しました。このボランティアの内容はある病院にて実際に介護を体験するというものです。
特別養護老人ホームで働く
私は大学を卒業して最初は老人保健施設で働いていましたが、次に特別養護老人ホームに就職をしました。
自動排泄処理機を導入して
父は、脳梗塞のため半身不随の体になりました。また、その前から足腰が弱ってきましたので、今回の脳梗塞により、ほぼ寝たきりとなりました。
認知症の母と以前の母
母が脳梗塞で倒れ、認知症になって12年あまりになります。脳血管性認知症という診断で、脳出血や脳梗塞といういわゆる脳卒中などが要因で
有料老人ホームの矛盾について
私は高級有料老人ホームと言われるところで働いていました。一般企業の経営する老人ホームで、いくつかのランクがある中でも最高級のところでした。
介護病棟での仕事体験
私は病院で介護して働いたことがあります。病院の中に介護病棟があり高齢者の方がたくさん入院していました。医療行為が必要な高齢者なので
介護をするようになってから気づいたこと
ずっと隠されていたのでつい最近まで知らなかったのですが、恋人の弟が車いすで要介護の方でした。車いすに関してはまったくの無知だったので、