介護病棟での仕事体験
私は病院で介護して働いたことがあります。病院の中に介護病棟があり高齢者の方がたくさん入院していました。医療行為が必要な高齢者なので、介護士と看護師がチームで仕事をしていました。私は介護に関する資格は持っていませんでしたが、看護学校に行っていて体や病気の知識があったので採用されたと思います。今、介護業界は人手不足とニュースで見たことがあるので、その影響もあると思います。
介護の仕事は大変でした。一番大変だったのがおむつ交換・体位変換でした。５０人近い人のおむつ交換をするので、日勤者が全員おむつ交換に入っても１時間はかかります。夜勤帯になると介護士２人で見ることになるので、もっと大変です。２時間おきのおむつ交換でしたが、一番遅くに交換した人が終わるころには、一番最初に交換した人が２時間経っていることがあるので、日勤帯はおむつ交換に追われていました。高齢者の排泄物は汚いと思ったことがないので気持ちは大丈夫でしたが、肉体的に大変でした。
入浴介助は土日以外毎日あったので、体がカサカサになりました。石鹸や水によって肌荒れが酷かったです。入浴には２つの方法があって、特殊入浴と介助入浴がありました。特殊入浴はストレッチャーのような機械に乗って、寝たまま湯船に入ることが出来ます。寝たきりの患者さんでも簡単に入浴できるし、歩くことが無いので足腰が痛い患者さんには良い機械だと思います。介助入浴は銭湯みたいな湯船に自分で歩いて入る方法です。患者さんは自分の好きな時間、湯船につかることが出来るので長湯の患者さんが多かったです。
介護の仕事を経験して自分の仕事の幅が広がったと思います。
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