介護の資格取得前の意識調査の結果
今日本は超高齢化社会の突入しています。これは全世界でも類をみないとか・・・そこでいま介護の資格を取る方が多くなってきています。
しかし実際の目的はどうなのか？資格を取得する前の方にアンケートを実施してみました。
調査期間：2015年6月
調査方法：インターネット調査
調査対象：100人
まずは男女比として年齢別のグラフになります。
まず調査をして驚いたのがこの男女比。介護のスクールに顔を出してみると男性の方と女性のかたの割合はほとんど変わらないのでこの結果にはびっくりしました。
一番多いのが31歳～40歳。これはなんとなくわかる結果ですね。今まで専業主婦だった方がそろそろ外にでて仕事を始めたいといった背景があるのかもしれないですね。
さて介護の資格ですが、未経験で取れる資格が「実務者研修」と「介護職員初任者研修」です。このサイトでもどるなら実務者研修が良いことは記載させていただていますが、実際はどう思われているのかアンケートを実施してみました。
回答者意見の抜粋
実務者研修（53%）
- 福祉について多くのことを学べる研修だと思うので。（女性43歳）
- 学習時間は初任者研修に比べて長いが、ヘルパー1級と同等であり、せっかくとるのであればしっかり勉強し、将来長く勤められる職つきたいからです。（25歳女性）
- 就職に有利な資格であり、待遇面の向上も期待できると思うから。（24歳女性）
- より実務的な技術と知識を学びたいから。（33歳男性）
- 介護福祉士の資格をとりたいので。（55歳女性）
- 介護の仕事をしている友人の意見を聞いて、実務のほうが有意な感じがしました。（37歳女性）
- 資格修得までの期間は長いが、介護福祉士の受験資格を得ることができるため。（25歳女性）
- 「実務者研修」を修了すれば各都道府県の判断により「介護職員初任者研修」の全科目が免除されるため（52歳男性）
- 求人も多く、簡単そうなので。（48歳男性）
介護職員初任者研修（47%）
- 早く資格取得できると思うので（36歳女性）
- 介護の事は全く分からないので初任者研修の方が良いのかなと思いました。（42歳女性）
- まずは入り口として初任者研修かなと思いました。（42歳女性）
- 初任者研修は旧ホームヘルパー２級に該当する資格なので、未経験者でも受講できる。（40歳男性）
- 取りやすそうだから。（29歳女性）
- 実務は大変そうだから。（29歳男性）
アンケート結果を受けて
このアンケートは予想を反して初任者研修と実務者研修の割合がほぼ一緒でした。実務者研修の資格を取得したいと思った方の多くの意見は「専門的な知識を学びたい」「介護福祉士になりたい」「就職の際の待遇面で優遇される」とうの意見が多くありました。初任者研修に関しては「未経験だから」「基礎から学びたい」「早くとりたい」といった声がありました。
このことから、実務者研修を学びたい人に関しては資格を取ってそのまま介護業界で仕事をしていきたいという思いが強いのでは？と感じられました。