母親の介護と私　実務者研修で学んだこと

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父親の死から　母親が変わったような気がします。カリカリ、イライラとつねに怒っていて　私たち娘に当たり散らす体調不良で病院に行き　看護師さんなどに相談すると認知症の疑いがあるって言われた。

 

言葉を疑ったが、アルツハイマーのような物忘れではなく前頭型認知症であった。攻撃的になり、妄想もふえてきた。病院で　認知の検査するのも大変だった。介護認定も面接を拒んだりしてなかなか前に進まなかった。どうすれば良いのか、本当に悩んだ。

 

老いていく母の姿に目を背けることしかできなかったが一緒に歩んでいこうと思う。ただただ　寄り添うしかできないが最後の親孝行と思って母の文句に付き合おうと思う。笑顔が素敵だった母親は今はなく、目のつりあがった母になったけどたまに笑うときが　なにより私の心があたたまる。

 

介護ってなんだろう。生活の援助だけではないような気がします。その人に寄り添って、尊重してあげることだと思う。まだまだ勉強中の私であるがヘルパーの資格も取ったし毎日　認知症など勉強している。実務者研修では　認知のかたと接したがとても可愛らしかった。勉強しはじめて　母だけでなく周りの年配の方を意識するようになった。もっと理解ある社会になれば良いのにと思います。寄り添って生きるため転職もした。理解ある職場でないと、介護と仕事の両立は難しいと思います。これから先、少子化で　親を見るのは難しくなってきますがもっと　受け入れて対応してくれる職場が増えることを強く望みます。

 

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